こんにちは。ひろりんです!
2025年9月15日、敬老の日のこの日、スプリーム・スプリームのボランティア活動で、訪問コンサートを開催させていただきました。
本日は、そのご報告です!
Supreme Supremeについて
まずは、改めて私たちについてご紹介。
私たちスプリームスプリームは、博多小学校の音楽室を練習場所としてお借りしながら活動しているゴスペルグループです。
現在は、歌メンバー5名、ピアノ1名という少人数体制で活動しておりますが、敬老の日やクリスマスなど、定期的に施設訪問をして、日頃音楽に触れあう機会のない方々のもとへ、「音楽を届けに行く」ボランティア活動をしています。
今回は、ピアノメンバーの紹介で、石井リハビリクリニックさんにお邪魔させていただきました。
福岡県福岡市のリハビリ・デイケア・訪問リハビリなら石井リハビリクリニック
いつも写真を撮り忘れるので、歌う前に記念撮影。

こうして歌のグループが訪問するイベントは初めてのことだったそうですが、入居者の皆様に歌を楽しんでいただきました。
セットリスト
では、せっかくなので、セットリストもご紹介します。
唱歌メドレー ふるさとの四季
昔から学校で習っていたような唱歌をメドレーにしてお届けしました。「ふるさとの四季」。
ふるさと、春の小川、朧月夜、こいのぼり、茶摘み、夏は来ぬ、我は海の子、村祭り、紅葉、冬景色、雪、そしてまた、ふるさとに戻る、という、春の歌から順番に日本の四季を1曲の中で感じて頂けるような構成になっています。
曲の1部分ずつしか歌わないのですが、皆さん本当にすぐに分かって一緒に歌ってくださっていました。四季のある国に生まれ育って良かったな、こんなに色んな景色が歌で楽しめるなんて幸せだな、と思えるような時間でした。
「四季がある国とは言え、最近は、すごく暑い時期が長くて、暑いか寒いかしかないような、二季になった、なんて言われてますが」、と私が話すと、「そうそう!二季になっちゃったよねーー!」と、即座に返事をしてくださる方もいて、その場で生まれる会話も楽しみながらコンサートを進行します。
使った楽譜は、こちらの記事でも紹介したものです。
秋桜
次は、これから秋らしい時期を迎えていく季節なので、秋の歌を、ということで、山口百恵さんの「秋桜」を歌いました。
この曲は、前奏のピアノの美しさが際立ちます。ピアノの生演奏で歌えることが嬉しいな、と思える曲です。
ご本人の公式の動画がないので、どのカバーを載せようかなと迷いましたが、私の好きな二宮愛さんバージョンで載せてみます。
Fantasy
そして次は、ゴスペルグループと名乗っているからには1曲くらいは英語の曲を入れましょうかね、ということで、70年代のディスコミュージックから、アースウィンド&ファイアのFantasyに挑戦しました。
私は当日の進行MCもやりますので、曲にまつわるエピソードなども調べるのですが、この曲を、昭和の男性アイドルグループのフォーリーブスが日本語でカバーしていたと知り、なぜか本番前日に、フォーリーブスの動画を見まくってました笑
日本語訳の歌詞が、ちゃんと英語の発音に近い単語が選ばれていたりして、しかもメンバーの北公次さんが訳詞をつけたと知り、妙に感心をしておりました。フォーリーブスも歌ってたんですよ~というのもMCでお話させていただくと、皆さん、へーーそうなのねーー!と興味を持って聴いていただけたようです。
コチラのバージョンを、少し短めにアレンジして、しかもオケ音源ではなく、ピアノの伴奏で歌いました!
メンバーとしては一番苦労した曲で、しかも英語の曲なので、皆様に受け入れてもらえるか、自信は無かったのですが、意外と楽しく聴いてくださっていたようです。
歌い終わると、「なんか楽しかった~♪」という声も頂きました。
こちらのアレンジは楽譜も販売されていますよ。
【楽譜】Fantasy パワーコーラスアレンジ / Earth, Wind&Fire (合唱混声3部 / 中〜上級) - Piascore 楽譜ストア
ついでにフォーリーブスの日本語カバーも載せてみます。 なんだかリズムの取り方が気になるけど笑
見上げてごらん夜の星を
英語の曲で、きっと、「何を歌ってるか分からんな」という気分になった方々の心を取り戻すため笑、次の曲は絶対に誰もが知っていて、一緒に歌える曲、「見上げてごらん夜の星を」を歌いました。
この曲は、ちょうどいま(2025年9月)放送中のNHKの朝ドラ「あんぱん」の中で、ミセスグリーンアップルの大森元貴さんが歌って話題になったところでしたので、朝ドラの話なんかも交えながらMCを。この曲が、最初はミュージカルの楽曲だったということを、私は今回の朝ドラで初めて知りました。
うん、うん、そうそう!と頷く皆様と一緒に、気持ちはミュージカル!と思って歌いましたよ~🌟
ちなみに、そのミュージカルは何度か再演され、先ほどのFantasyでも話題に出したフォーリーブスも、このミュージカルのに出演していたようです。やたら現れるフォーリーブス笑 ミュージカル推しだったんですねぇ、、。
でもやはり、坂本九さんバージョンのほうが聴きなれてる感じがします。
瑠璃色の地球
さて次の曲は、それまで唱歌や60年代70年代の曲を歌ってきたので、ちょっと時代を進めて、80年代の曲を。
80年代と言えばアイドル全盛期でしたので、アイドルと言えばこの人!という松田聖子さんの楽曲から「瑠璃色の地球」です。
シングルではなくアルバムの中の1曲だったこの曲が、ファンの中で人気となり、紅白歌合戦でも歌われ、高校の音楽の教科書にも掲載され、宇宙飛行士たちに向けてNASAでも流されたらしいです、というようなお話をして、歌いました。
ひとつしかないこの地球という星を、美しい自然を、平和を、守っていきたい というこの曲のメッセージが、多くの人の心に残り、長く愛される曲となったのでしょうね。
「初めて聴いたわ~」とおっしゃっている方もいらっしゃいましたが、中にはこの曲で涙腺崩壊💧な方もいて、歌いに来てよかったなと思いました。
また逢う日まで
こんな感じで色んなお話をしながら、その場で生まれる会話も楽しみながら、コンサートは終盤へ。
最後は皆さんとまたお会いできますように、という気持ちを込めて、「また逢う日まで」を歌いました。
この曲も皆様と一緒に歌って楽しみました。「知ってる!ほら!尾崎!尾崎よ!」と、どの曲も食いつきの良い最前列激熱席の方々。(そう、尾崎だけど、盗んだバイクで走りださない方の尾崎ですねw)
合唱曲アレンジで歌っているのですが、高音がキツすぎる、疲れる、と、実はメンバーには若干不評なこの曲ですが、お客様には大変好評な曲ですので、これからもごり押しで歌っていこうと思います笑!
「次で最後の曲です」というと、「えーー!早すぎる!」と言われましたので、「この後、アンコールって言ってもらったら、もうちょっと歌いますよw」と、こっそりアンコールありの予告をして歌いました。
マツケンサンバⅡ
そして、「さぁさぁ皆さん?今ですよ?はい!(耳に手を当ててアンコールを引き出す)」と催促して、無事にアンコールを獲得した後は、皆で楽しく、マツケンサンバを歌って踊ってお別れです!
マツケンサンバは「うわ!大好き!!」と声が上がるほど、入居者の皆さんにも、職員の皆さんにも非常に喜んでいただける曲で、今回も楽しく歌いました。
原曲通りだとイントロもめちゃくちゃ長いので、いきなりアカペラで始めるというバージョンを採用しております。途中のピアノソロの間奏では、私が尺ピッタリのお別れのご挨拶を入れるのも恒例です。
皆さんこの曲が大好きなようなので、そろそろ衣装もそろえたくなってきました←
こうして楽しく歌わせていただいた訪問コンサート、片づけをしていると、
「なんか、急に静かになっちゃって、さみしいねぇ、、」と名残惜しそうな皆さまでした。
また歌いに行きますからね!
スプリームの訪問コンサート、次回は12月の予定です。
ということで、来週の練習からはクリスマスに向けて、新曲に着手します!
これからも、「歌を届けに行く」このボランティア活動は続けていきたいと思っています!
最終的には、自分たちが入居した施設で歌い始めそうな私たちでした。
歌った後は、もちろん皆で乾杯🍻 これからも、体が動く限り、頑張るぞー!
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