こんにちは。ひろりんです。
2025年6月9日(日本時間)、トニー賞授賞式が開催されました!
ミュージカル好きとして、その瞬間を見逃してはなるまいと、私は休暇を取得。
テレビの前にスタンバイして今年も無事に、各賞の決定の瞬間を見届けました!
では、さっそく、今年の主な受賞者、受賞作品をお届けしてまいります。
(ミュージカル部門のみ)
主演女優賞
まずは、主演女優賞!
ミュージカル曲を歌う者としては、一番気になる賞です。
主演女優賞候補(ミュージカル部門)
ノミネートされていたのは以下の5名でした。
名前 | 作品名 |
メーガン・ヒルティMegan Hilty | Death Becomes Her |
オードラ・マクドナルドAudra McDonald | Gypsy |
ジャスミン・エイミー・ロジャースJasmine Amy Rogers | Boop! The Musical |
ニコール・シャージンガーNicole Scherzinger | Sunset Blvd. |
ジェニファー・シマードJennifer Simard | Death Becomes Her |
ドラマ「Smash」好きとしてはメーガン・ヒルティーが候補に挙がったことが嬉しかったです。Death Becomes Herから主演女優が2人とも候補に上がってるのがすごいことですが、2人のうちの1人を主演女優として選ぶ、というのは難しいのでは?と考え、
そしてBoop!The Musicalは、日本でもキャラクターとして知られているベティーちゃんのミュージカルで、ジャスミン・エイミー・ロジャースも個人的に注目している方ではありましたが、作品としての当日のパフォーマンスもなかったので、圏外かな?と。
当日ソロで歌い上げたニコール・シャージンガーとオードラ・マクドナルドは、どちらも素晴らしいパフォーマンスで、「もう二人のうちのどちらかだな」と確信。Rose‘s Turnの気迫がすごかったですし、白人以外がこのローズ役を演じるのも初、とのことでしたので、オードラ・マクドナルドか?と予想しましたが、結果は、
受賞は、ニコール・シャージンガー!
そっちかー!な結果でしたが、ニコール・ジャージンガーの歌も素晴らしかったので納得の結果でした。
政治的な発言をして(誤解だったらしいですが)一時期不評を買っていた、という話も聞いていましたので、そんなことも乗り越えての受賞ということで、受賞後のスピーチも、とても力のこもったものでした。
主演男優賞
主演男優賞については、以前こちらでもご紹介していました。
本当は、主演女優賞も作品賞も事前に書くつもりだったのですがね笑 書けないままでした。
主演男優賞候補(ミュージカル部門)
改めて、ノミネートされていたのは以下の5人でした。
名前 | 作品名 |
ダレン・クリスDarren Criss | Maybe Happy Ending |
アンドリュー・デュランドAndrew Durand | Dead Outlaw |
トム・フランシスTom Francis | Sunset Blvd. |
ジョナサン・グロフJonathan Groff | Just In Time |
ジェームズ・モンロー・イグルハートJames Monroe Iglehart | A Wonderful World: The Louis Armstrong Musical |
ジェレミー・ジョーダンJeremy Jordan | Floyd Collins |
候補が決まってあれこれと動画を漁っている中で、「やっぱりジョナサン・グロフが素晴らしいな!」と、すっかりジョナサンに夢中になって(しかもだんだん、THE SOULMATICSのTakashiさんに見えてくる病にかかっていましたw)、共演しているグレイシー・ローレンスとの仲良し動画もほぼ毎日のようにニヤニヤしながら眺めておりましたので、私の中ではジョナサンがトップ、次は作品として盛り上がっている「Maybe Happy Ending」のダレン・クリスかな、、という予想でした。(でもジョナサンの二連覇を密かに願っていた)
そして結果は、、、
受賞は、ダレン・クリス!
またしても、そっちかーー!!な結果でした笑 この作品、ビジュアルも舞台装置もとてもかわいい色合いで素敵なんですよね、、。これも観たい作品でしたし、昨年のジョナサン・グロフからダレン・クリス、という、
「Glee」のジェシーからブレインへの主演男優賞バトンに胸アツでございました。おめでとう、ブレイン!
受賞スピーチは、カンペなしで早口でまくし立てて、同時通訳さんが追いついてませんでしたが笑
めっちゃ準備してたんかな、、と思って、笑いながら見ちゃいました。
作品賞
さて、最後は作品賞です!!
ミュージカル作品賞候補
ノミネートされていたのは以下の5作品でした。
作品名 |
"The Buena Vista Social Club" |
"Dead Outlaw" |
"Death Becomes Her" |
"Maybe Happy Ending" |
"Operation Mincemeat: A New Musical" |
Death Becomes Herも気になるところでしたが、衣装はすごいが、コメディーだもんなぁ、、で。
当日のパフォーマンスを観て、うーん、これは、、Maybe Happy Endingが歴史的快挙を成し遂げちゃう可能性もあるのか?(韓国発のミュージカルなので、アジア作品初、という快挙)と考えつつ、発表を待ちましたが、結果は、、
受賞は、Maybe Happy Ending!
主演男優賞に続いて、作品賞もMaybe Happy Endingでした。
韓国ミュージカルが、トニー賞とっちゃったよ!!という、驚きと感動!
いつか、日本の作品がブロードウェイで評価されるような時代が来るといいなぁ、、、。
その他の印象的パフォーマンス
受賞作品とは関係ない部分ですが、感動のシーンは数々ございましたので、そちらもご紹介したいと思います。
司会のシンシア・エリヴォ
オープニングは赤いドレスで登場、朗々と歌い上げた後に、客席から白い衣装のクワイアが登場し、ゴスペル調になる、という、ゴスペル好きにはたまらない演出でございました。娘も出かける前で一緒に見ていたので、2人で拍手!
ハミルトン、オリジナルキャスト再集結!
今回はハミルトンのオリジナルキャストの再集結が見られまして、それがめちゃくちゃカッコよかったです!
私の中では、今年の作品のパフォーマンスより、こっちのほうが盛り上がりました!
しっかりジョナサンも出てくるし、昨年まで3年連続で司会を務めたアリアナ・デボーズが、この当時はセリフもないアンサンブルで、「銃弾」を演じているのもすごいことです。(配信で作品を観た時も驚きましたが、今回もちゃんと銃弾でした笑)
以上、今年も楽しく見守ったトニー賞!!本日は第78回トニー賞についてお届けしました。
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今日のトニー賞授賞式の様子は、WOWOWで字幕版でも放送されます。