ミュージカル

映画「ベターマン」は予告の情報が足らなすぎたがオススメです!

こんにちは。ひろりんです。

週末に、3月28日公開の映画「ベターマン」を観てきました。

betterman

事前に得られた情報

こちらの映画、映画館の予告やテレビCMで私が事前に得られた情報は

1.「グレイテストショーマンを制作した監督が作る新しいミュージカル作品である」

2.映像から「主人公は猿」

以上の2点でした。

私が観た予告はこちら

この予告映像を見た時点で私は

「うーん、、、ミュージカルとはいえ、、、

猿か、、、見なくてもいいかな」という気持ちでおりましたが、

公開直前にたまたま目にした記事で、予告では分からなかった

1.「Take Thatのロビー・ウィリアムズの半生を描いた映画である」

2.「本人のインタビューで『自分はまるで猿だった』という発言をしたことから、主人公を猿のビジュアルで制作された」

ということが分かりました。

いや、予告の情報量、足らなすぎじゃない??

Take Thatって日本でも結構人気があったグループでしたよね?

(世代は違いますが、私も名前くらいは知っていた)

グレショ監督も大事かもだけどさ、

実在の人物で人気ボーイズグループにいたスターの人生をもとにした実話、って事の方が重要じゃない??

と内心つっこみつつ、

子どものころから『著名人の半生を描く』『波乱万丈』ものが好きな私は、

急に観たいという気持ちにかられました。

そして、実際に試写で観た方の「途中から猿は気にならなくなった」という言葉を信じて

「じゃ、観てみるか!」と劇場に足を運んだのでした。

そして観てみた結果

これは観て良かった!!と思えましたよ!

最後はもう、涙涙で、アイメイク全部取れましたし、

泣きすぎて鼻が詰まって口呼吸になってました。

詳しく書くとネタバレになってしまうと思うので、

どういう内容なのかまでは書くことは出来ませんが、

実力も経験も伴わないままに若くして急にスターになってしまうと、

大勢の人の前に立ち続け、見られ続け、批評され続けるので

精神を病みやすいのだろうな、というのは想像できました。

お決まりのように、酒と薬に手を出してしまうのは、残念ではありますが

その時の彼の孤独や不安を表す言葉がセリフに入っていたので、

そして今も存命の人、ということも分かっているので、

何があってもこのお猿は死なない、という安心感もありつつ

でも、他の薬でなくなっていったスターたちの事もチラッと考えつつ、

大変だったんだろうけど、キミは生きてて良かったね、、と

最後までお猿のロビーを見守る気持ちになれました。

そして最後は大泣き。

猿の見た目はどうだったのか?

この点については、私は結局、

最後まで気になりました笑!

ちゃんとロビーを再現できるような役者さんを使って人間として描いた方が良かったんじゃないの?

そうすれば、ボヘミアンラプソディーみたいな作品になれたんじゃないの??

と、ずーーっとうっすら頭の端っこで思いながら観てました。

やはり、猿の着ぐるみ状態ですから、細かい表情とか、表現しきれない部分もあると思いますし、、

当然、体は毛むくじゃらですし、口元も、歯とか、気になりましたー。

Take Thatの事もほとんど知らなったので、

よし!パンフレットも買って帰ってちゃんと読もう♪と思ったら、

パンフレットが無かったです。。

そもそも作られてないそうで、残念でした。。

とはいえ、

『著名人の半生を描く』『波乱万丈』ものが好きな方には

とてもお勧め出来る映画です!

ミュージカル的には、ジュークボックスミュージカル、になるかと思いますが、

この曲を書いたときはこういう状況だったのかな、と思いつつ歌詞を聴くと、

また泣けてくる、という作品です。

早速サントラ版をダウンロードして聴いてます。

そして、猿だった状態しか観ていないので笑

本物のロビー・ウィリアムズのKnebworth 2003の映像も探して見てみて

おー、、、映画と同じ!!と改めて映画の内容を思い返してみたりしています。

公式の映像ではないので載せませんが、映画を見た後にぜひ、探して見てください!

こちらの曲が流れるエンドロールにもグッときました。

公式サイトには、きちんとロビーの物語であると説明してある予告映像もございました。

映画『BETTER MAN/ベター・マン』公式サイト

ロビーを熱く語る永野

こちらは、ロビーが大好きな芸人・永野さんの、ロビーを熱く語る動画です。

映画『BETTER MAN/ベター・マン』公開記念!UKの超スーパースター、ロビー・ウィリアムスを熱く語る。日本人はあまりにもロビーを誤解している(ゲスト:新谷洋子)

30分も喋ってるのに見てしまいました笑

ロビー・ウィリアムズ、日本では大して評価されてないらしく

だから日本では、グレイテストショーマンの監督が!という予告だったのか、、と納得しました。

でも永野さんも言ってますが、私も最近の映画の中では一番泣いたかも、と思った映画です!

ぜひ、多くの方に観て頂きたい!と思っています。

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