こんにちは。ひろりんです。
ゴールデンウィークに突入!
と言っても、私は暦通りの勤務のため、今年は大型連休とは言えない感じの
ゴールデンウィークになります。
皆様、いかがお過ごしのご予定でしょうか?
私は、娘がおじいちゃんおばあちゃんの家に遊びに行くというので、
猫と共にのんびりと過ごさせてもらう予定です。
で、何をしようかなと考えたときに、せっかくなので、
今まで「観ようかなぁ、、」と思いつつ観ていなかった映画などを一気観しよう!
と思い立ち、「観たいものリスト」を作っているところです。
昨日、手始めに観てみた作品が、「ジュディ 虹の彼方に」。

ミュージカル映画のスター、ジュディ・ガーランドの半生を描いた作品です。
半生を描いた系の物語が好きで、音楽好きで、ミュージカル好きなら、
そりゃ当然観るでしょ?な作品ですが、
公開された2020年3月はすでにコロナ渦で会社からもステイホームを命ぜられ、
映画館に行くこともままならない時期であったため、映画館には行けず、
そのままになっていた作品でした。
やっと観れた!ということで、感想など書いてみたいと思います。
まずは、ジュディ・ガーランドって誰やねん?な方のために、彼女について。
私が知っていたことと言えば、「昔のドロシーの人よね?」くらいなもんで
イメージするのはこちらの映像でしたが
映画を見た後にジュディについて調べてみて、その苦労や苦悩を考えたり
「なるほど、あのシーン!そういうことだったのか」と思いかえしたりしました。
どういう人だったのか知った上で観てもよかったのかな、と思ったので、
まずはジュディ・ガーランドについて先にご紹介します。
ジュディ・ガーランドについて
1922年6月10日生まれ、1969年6月22日没(享年47歳)
とても若くして亡くなっています。
子役時代から活躍したミュージカル映画のスターであり、
代表作映画『オズの魔法使い』(1939年)で『Over the Rainbow』を歌い、
世界的に有名になりました。
『イースター・パレード』『スタア誕生』等、映画と歌手活動の両方で成功し、
その独特の情感豊かな歌声と、繊細な演技力で愛された方です。
プライベートと晩年
10代からハリウッドの厳しい管理下に置かれ、
薬物依存症や精神的な苦悩に苦しんでいたそうです。
私生活では5回結婚し、子供には女優のライザ・ミネリがいます。
(これも私は、映画を見ながら「あのライザってライザ・ミネリよね」とは
思っていましたが、本当の親子とは知らず、
ママとは呼んでたけど、そういう呼び名だったのかな、と思ってましたw)
そして、経済的な問題や健康悪化の中で、1969年にロンドンで急逝。
有名なエピソード
・オズの魔法使いでの過酷な撮影
当時16歳だったジュディは、映画会社から体型を厳しく管理され、
極端なダイエットと睡眠薬・興奮剤の常用を強いられた。
・奇跡の復活カーネギーホール公演
史上最高のコンサートと称される伝説的ライブ。アルバムもグラミー賞受賞、
ジュディの名声を復活させた。
・晩年のロンドン公演と死
金銭的困窮からロンドンで再起を図るが、心身ともにボロボロだった。
公演も不安定な内容が多く、1969年に急死。
歌の特徴と歌唱スタイル
「完璧な技術者」ではなかったかもしれないが、「魂を直接届ける歌手」だった、
と言われているその歌唱についてまとめてみましたが
私としては、これぞ目指すべき頂上だわ、と感じましたよ~
特徴 | 解説 |
感情のこもった表現力 | テクニック以上に「心で歌う」タイプ。喜びも哀しみも、すべて声に乗せる歌唱が特徴 |
豊かなビブラート | 独特の、温かく波打つようなビブラートが聴き手の感情を揺さぶる。特にバラードで効果を発揮。 |
ストーリーテリング能力 | ただ歌うのではなく、一曲一曲にドラマを持たせる。歌詞の意味を深く表現する。 |
ダイナミックな抑揚 | ささやくように始まり、サビで一気に感情を爆発させる。曲の流れに合わせた声の起伏が素晴らしい。 |
ジャンルを超えた適適応力 | ジャズ、ポップス、ミュージカルなど様々なジャンルを違和感なく歌いこなした。 |
映画「ジュディ 虹の彼方に」
ここからは映画についてのご紹介です。
作品概要
公開:日本での公開は2020年3月
主演:レネー・ゼルウィガー
監督:ルパート・グールド
原作:舞台劇「End of the Rainbow」
あらすじ
1968年、全盛期を過ぎたジュディ・ガーランドは、アメリカでの人気低迷と
経済的困窮に苦しんでいた。
2人の幼い子供たちを育てながら、かつての栄光とは裏腹に、
ホテル住まいや借金生活を強いられる日々。
そんな中、イギリス・ロンドンでの長期公演オファーを受け、
ジュディは再起をかけて渡英する。
だが、心身ともにボロボロになっていたジュディにとって、
舞台に立ち続けることは決して簡単なことではなかった。
ステージでの喝采、過去のトラウマ、孤独、愛を求め続けた
彼女の最後の闘いが始まる、、、。
主演:レネー・ゼルウィガー
レネー・ゼルウィガーは、ジュディ・ガーランドの複雑な感情や内面を見事に演じ切り、
全ての歌唱シーンを自らの歌声で披露しました。
この演技は高く評価され、彼女は以下の賞を受賞しました。
・第92回アカデミー賞 主演女優賞
・ゴールデングローブ賞 主演女優賞
・英国アカデミー賞 主演女優賞
・全米映画俳優組合賞 主演女優賞
感想
最初から「47歳で亡くなった」ということは分かっていたので、
まぁ思った通りの展開ではあったのですが、
とにかく、レネー・ゼルウィガーの演技と役作りがすごいです!
私はレネー・ゼルウィガーと言えば「シカゴ」くらいしか観ていないのですが
(ブリジットジョーンズシリーズも一切観てなくてすみません)、
今回はリハーサルに入る1年前から徹底的な役作りをし、
歌や訛り、声色からパフォーマンスまで完全にマスターしたとのことです。
さらに、ビジュアルも実年齢よりも老けさせて作り上げているのだと思いますが、
デコルテ部分や背中など骨が見えるほどに痩せていて、
顔も弛んでるし(メイクで頬を大きくして弛ませていたらしいですが)、
こんなシワシワな顔を撮らせるんだな、女優魂すごいな、と。
マイクの使い方も、「その構え方で声が入るんか?」と思うほどにクセ強なんですが、
それも本人の動作をまねているらしいと知って、
ジュディ・ガーランドの動画で確認すると
いやすご!!そっくりやん!!と驚きました。
こちらが公式の予告です。
特に、最後の歌唱のシーンは素晴らしくて感動!です。
ジュディガーランドの人生の晩年を通じて、彼女の才能と苦悩、そして不屈の精神も描く
「ジュディ 虹の彼方に」
レネー・ゼルウィガーの熱演とともに、彼女の人生に触れてみませんか?
Amazon Prime Video, Apple TVなどで視聴可能なようです。
(私はAmazon Prime Videoで観ました)
映画、TV番組、ライブTV、スポーツを観る【Amazon Prime Video】
ということで、本日は映画「ジュディ 虹の彼方に」についてお届けしました!
この映画を観て、俄然、歌手としてのジュディ・ガーランドに興味がわいたので、
その歌唱をあれこれ聴いてみようと思っています。
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