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雑記帳

SONGS 上白石萌音さんの話に大きく頷いた件

こんにちは。ひろりんです!

本日は、ただの雑記帳です。

昨日、上白石萌音さんの出演したSONGSを観たのです。

上白石萌音さんは番組の中で、

「自分を歌手だと思ったことはなくて、、

ミュージカルは役があるから、その役の人の気持ちになって歌えばいいんだけど

自分の歌を自分らしく歌うというのが分からない」

というようなことを仰ってました。

私は誰になればいいのか

これ、私もほんとにそうで。

レッスンでもミュージカルの曲を選びがちなのですが

(というか自分で選んだらほぼ100パーか笑)

それはなぜかというと、もちろんミュージカルが好きだから、というのも理由ですが

普通のポップスとかになると

「私は誰になればいいのか分からない」

という状態になるのですよ。

ミュージカルの曲は、物語があって、キャラクターがいて、

その人がどんな場面でどんな心情で歌うのか、

というのが明確なので、悲しかろうと楽しかろうと表現しやすいのですが

普通の歌だと、急に 借りてきた猫状態になりがちですw

歌の師匠であるSHOKOさんからも

「もっとカッコつけて歌ってみて?」とか

「アーティストっぽく見えるように」とか言われるわけですが

えーでも私アーティストでもなけりゃ別にかっこよくもないですしー

と、急に動揺します。

で、どうするかと言いますと、、、



勝手に設定を作る

はい、これです。

曲の歌詞を見て、勝手に物語を想像して、この歌の中の人がどんな人で、

これはどんな場面で歌われるものなのか、勝手に設定を作るのです。

そして、上白石萌音さんも全く同じことを仰っていたので

急に「あ!!仲間!!」という気持ちになりました。

上白石萌音さんは、紅白に出場された時、

「紅白を目指す歌手の人の設定」を作って乗り切ったそうです。

ちなみに私がこの「勝手に設定を作ってその役になって歌う」方法で乗り切ったのは

こちらの曲。(時々こういう、とんでもない無茶ぶりな曲が課題として飛んできます笑)

私は「二股かけられて、しかもひどい捨てられ方をした女の人」の役なのだ、

と思って、相手に怒りをぶつける感じで歌ってなんとか乗り切りました。

「なんか良くなったね、どうしたんですか?」と聞かれたので、

「あ、あの、すべての曲はミュージカルになる!と思って、キャラ設定を考えて

ミュージカルだと思って歌いました」と答えたら

だいぶ笑われましたけどね。

そして、そのレッスンから何年もたって、この曲を含むアルバムJagged Little Pill

何と! ほんとにミュージカルになってました笑

そう! 全ての曲はミュージカル!

私の考えは間違ってなかったです←

何なら私の方が先にミュージカル化してましたからね?←言い過ぎ

AIさんからのアドバイス



さて、SONGSの話に戻しますが

上白石萌音さんから「自分らしく歌うにはどうすればいいか」を相談された

AIさん(鹿児島出身・上白石萌音さん出演の朝ドラの主題歌も担当)は

このように仰っていました。

「私も最初は自分らしさなんて分からなかった

最初は、好きなアーティストの曲を、この人のようになりたいと思って真似て歌って

カバーばかりを歌って、自分の歌は人に聴いてもらえない、という時もあったけど

認められているアーティストという人たちは、その人にしかない個性があるものだから

ある時、よし、自分のこのままで行こう、と思えた瞬間があった。

着るものも、歌う声も、無理をするのではなく、自分が心地いいと思える声を探す

喋るような声で、喋るこのままの声で楽に歌う、それが自分の歌じゃないかな」

(大体こんな感じの内容)

このブログのタイトル「自分らしく自由に歌おう」も

まさに、私自身が、自分らしく自由に歌えるようになりたい、と思っているから

つけたものです。

自由に歌うためには、その土台(基礎)がいるので、

これからも、自分らしい歌声を求めて頑張ろう、と思った瞬間でした。

夜明けをくちずさめたら

自分らしい歌が何なのか、を考え続けている上白石萌音さん、

私はミュージカル「ナイツ・テイル」と舞台「千と千尋の神隠し」で

彼女の生歌・生声を聴いたことがありますが

伸びのある、素直でキレイな声だけれど、それだけではなく、とても温かみのある、

素敵な歌声だと思いました。

うまいなー、、、いい声だなー、、、と感心しながら聴いた記憶がございます。

そして、コロナ渦で、どこにも行けず、誰にも会えず、、歌の活動も休止中だった頃に

彼女の「夜明けをくちずさめたら」という曲に、たまたま出会いました。

井上芳雄さんが、ラジオ番組の中で「萌音ちゃんの曲」と紹介したうえで

生歌唱されたのを聴いたのが最初でしたが

仕事の都合で、3年もの間ステイホームで誰にも会えずに

孤独の中にいた私の心に刺さりました。

ぼくも月をみてる
きみとおなじ月を
寂しさこそぼくらのきずなさ
夜明けはきっと来るから

久しぶりにこの曲を聴いて、

「会えないけれど、離れていてもみんな同じ月を見ている、きっとこの騒動もいつか終わって、

また仲間たちと歌える日が来る」と信じて、耐えていた日々を

家の中では大きい声を出して歌うわけにもいかず、レッスンも、ずっとZOOMで画面越しで、

マイクの前で小声でコソコソ歌う、という生活を、久しぶりに思い出しました。

その当時に私がコソコソ歌った「夜明けをくちずさめたら」が残っていますので、

ここでこっそり貼っておきます。2022年3月8日、ちょうどぴったり3年前なことに驚き!!

「夜明けをくちずさめたら」が収録された上白石萌音さんのアルバムは「note」です。

一応こちらもご紹介。

ということで、本日はコロナ渦の思い出話も交えつつ

上白石萌音さんのお話をお届けしました。

今後どんなにAIが発達しても、人の生の歌声には敵わないと信じています。

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