こんにちは。ひろりんです!
先日、2026年版「ミス・サイゴン」のキャスト第一弾が発表されました!
ということで、本日は、ミュージカル「ミス・サイゴン」についてお届けします。
作品概要
『ミス・サイゴン』(Miss Saigon)は、アラン・ブーブリルとクロード=ミッシェル・シェーンベルクによって生み出された、世界的に愛される名作ミュージカルです。
1989年ロンドン初演以来、ニューヨーク、東京をはじめ世界各地で上演され、日本でも1992年に初演されて以降、通算1,500回以上の上演実績を誇ります。
そして2026年、4年ぶりとなる再演が決定! 今回は オールキャストオーディション を経て、新たな才能を迎えたフレッシュな布陣での公演となるようです!
あらすじ
ベトナム戦争末期、混乱に包まれるサイゴン。
ナイトクラブ「ドリームランド」で働く少女キムは、戦火で家族を失い、生きるために踊り子として雇われる。そこで米兵クリスと出会い、互いに惹かれあい、戦火の中で愛を育む。
「いつかアメリカへ行こう」と夢を語る二人。
しかし、サイゴン陥落の夜、クリスは無理やりヘリで国外に逃がされ、キムと引き裂かれてしまう。
クリスは帰国後、心の傷を抱えながらも新しい妻エレンと結婚。一方キムはベトナムからバンコクへ逃れ、クリスの子を抱えて生き抜くことに。彼女は息子の未来のために、アメリカで父親と再会させようと望みをつないでいた。
やがて、かつての仲間ジョンから息子がいることを伝えられると、クリスはキムを探し出し、運命の再会を果たす二人。
しかし、愛と母としての決断の間で、キムは究極の選択を迫られる、、、。
公演情報
- 公演期間:2026年〜2027年(全国ツアー予定)
- 公式サイト:東宝『ミス・サイゴン』
- 福岡公演は、2026年12月~ 会場は博多座ではなく、福岡市民ホールのようです。博多座は、建設の計画段階から「ミス・サイゴン」オリジナル版の上演を想定して作られた劇場で、オリジナル版と同じく実物大のヘリコプターを登場させられるはずなので、なぜ博多座じゃないのか!という気もしますが、チケット取りやすくなるかな?という期待もあり。
キム役キャスト紹介(2026年版)
何と言っても最大の注目ポイントは、今回は誰がキムを演じるのか!です。
今回キムを演じるのは以下の3人!それぞれに違った個性とキャリアを持ち、どの回を観るか迷うこと必至です!(私は全キム観たいと思っていますがそれほどチケットが取れるのか?という問題が、、)
屋比久知奈(やびく ともな)
まず1人目は、屋比久知奈さん!2016年から4回目のキムです。(中止になった2020年を1回と数えていいのかは微妙ですが)
沖縄県出身でディズニー映画『モアナと伝説の海』で主人公モアナの吹き替えに抜擢されてデビュー。その後は『レ・ミゼラブル』『シスター・アクト』『ジェーン・エア』など国内有名ミュージカルに出演されています。
➡小さな体から放たれる伸びやかな声と繊細な表現力で、再びキムの人生を深く描いてくれるはず!
こちらは、モアナ2のテーマ「ビヨンド」を歌う屋比久さんです!(我が家では、ディズニーアニメの中で、モアナはだいぶ上位にランクインします!)
清水美依紗(しみず みいしゃ)
2人目は、清水美依紗さん!今回は初めてのキム役に抜擢です。
三重県出身。歌手としても活動中。ディズニー「アルティメット・プリンセス・セレブレーション」日本版テーマソングに抜擢され、その後はミュージカルの世界にも進出。『フィスト・オブ・ノーススター』『ビートルジュース』『ジョジョの奇妙な冒険』などで舞台経験を重ねてきました。
「ウィキッド~二人の魔女」でのグリンダ(アリアナ・グランデ)の吹き替えに抜擢されたことで、ますます認知度は高まったはず!(私はデビュー前にYouTubeで歌っているのを見て、「うんま!!」と思った時から注目しています。)
➡ 歌手としての表現力と舞台女優としての成長を両立させた、新しい世代のキムに期待大!
こちらは、私がカラオケでも歌う美依紗ちゃんの「HOME」
ルミーナ(中村ルミーナ)
そして3人目は!ルミーナさん!ルミーナさんも初のキム役です。
日本人の母とインド人の父を持つ。韓国・ソウル大学校音楽大学を卒業。韓国版『レ・ミゼラブル』でエポニーヌ役に大抜擢され、日本版でもエポニーヌとして出演。私もルミーナさんのエポニーヌを観ましたが、その声の伸びと張りには驚きました!
➡ 国際的なバックグラウンドを持つ彼女の歌声と情感表現が、キムの“異国に生きる女性”という側面に重なります。
こちらは韓国の番組で歌うルミーナさん!(ハングルは分からないけど、うんま!)
ルミーナエポニーヌを観た際の感想はこちら。
クリスは?
キムのお相手のアメリカ兵クリスは、今回は甲斐翔真さん、小林唯さんのお二人が演じられます。(二人ともとてもお忙しそうなのに、クリスまでやるのか、、、という驚き)
エンジニアは?
「ドリームランド」の経営者で、アメリカ兵の力を借りてアメリカへ渡ることを夢見るエンジニアは、今回は、駒田一さん、東山義久さん、桐山照史さんの3名が演じられます。
観劇の見どころ
舞台装置の迫力
サイゴン陥落シーンで登場する「ヘリコプター演出」は、最大の見どころの一つ。
ただ、帝国劇場も閉鎖中で、福岡も博多座ではない、という今回、この「ヘリコプター演出」はどうなるのか?は、今のところ分かっていません。
次世代ミュージカル俳優の発掘
若手中心の新キャストにより、『ミス・サイゴン』の名作がどのようにアップデートされるのか要注目です。
名曲の数々
ミスサイゴンの魅力の一つは、その曲たち!ということで、私が好きなナンバーも並べておきます!
The Movie In My Mind(わが心の夢)
ジジとキム、2人で歌う曲ですが、私は好きすぎて一人で歌ったことあり笑
I'd Give My Life For You (命をあげよう)
キムが歌う代表曲です。どの映像を観ても、息子のタムくんの耳が心配になる曲です(うるさいだろうから時々耳もふさがれてる)
I Still Believe (今も信じてるわ)
キムとエレンが離れた場所でそれぞれの気持ちを歌う曲。これも、一人アレンジにしてレッスンで歌ったことがあるな!
American Dream
そして、ミス・サイゴンといえばコチラ。エンジニアが歌う、「アメリカン・ドリーム」!
どのキムで観るか?
『ミス・サイゴン』は、戦争と愛という重厚なテーマを描きながら、キャストの歌声と演技が胸を打つ、本当にお勧めのミュージカルです。おすすめのミュージカルは?と訊かれたら、レ・ミゼラブルとミス・サイゴンは必ず入れます!
2026年公演では、屋比久知奈さん、清水美依紗さん、ルミーナさんという3人のキムが舞台を彩り、それぞれ異なる“キム像”を見せてくれるでしょう。あなたなら、どのキムの物語を観てみたいですか?
私は全員です!!
『ミス・サイゴン』は25周年記念のDVDも発売されています。(私も持ってます)
ということで、本日はミュージカル『ミス・サイゴン』の作品紹介と、3人のキムについてお届けしました!
ランキングに参加しています。いいね!と思ったらこちらをクリックお願いします。