こんにちは。ひろりんです!
2025年8月31日、今年の個人レッスン発表会が無事に終了しました!
2019年までは他の講師のクラスも合同で、ホールで行われていた発表会、コロナ渦以降はクラスごとに行われています。
昨年まではいつもレッスンを受けているソウルマティックスのスタジオで発表会をしていたShokoクラスですが、今年は外部のスタジオを借りて開催されました。
開催場所
スタジオカンパネラ
所在地:福岡市中央区清川2丁目6-14
プリンシズコート渡辺通1階
Shokoクラスは受講者も増え続ける人気のクラスということもあり、今年の出演予定者が21名!送られてきたリストを見て、改めてその人数の多さに驚きました。
出演人数も多いので、今年は観客は入れずに完全CLOSED、そして7人ずつの3グループ分けて3部制、という発表会となりました。
私の出番は、最終グループの最後、つまりオオトリです。
皆さんの歌を聴きながら、発表会の最後の最後まで緊張していなければならないのです!
なんてこったい笑!
とはいえ、「緊張するからオオトリなんて嫌ですぅぅ」っていう歳でもないので(歳はとっても緊張はするけど)、ま、頑張りますか、どうせ緊張するんだし、レッスン仲間の前で1曲歌うだけじゃないか!と自分に言い聞かせて当日を迎えました。
今年の発表曲
さて、どうやって発表の曲を決めるのか、ですが、私の場合は基本的に自分がやってみたいと思った曲をプレゼンしてます。今年も、「発表会が8月にあるらしい」、という話は聞いていたので、そろそろ発表会用のネタも考えてプレゼンしておいた方が良かろうな、と思ったのが6月初め。
確かそのことをXに書いたはずと思って今確認しましたが、6月7日でした。
いろんな曲を聴いたりYouTubeで調べたりして、観ても聴いても楽しそうな曲を選んで、「こんなの本当に歌えるんか?自分、、」と思いつつもレッスンで試しに歌ってみたら、「本当にこれやるの?こんな高音、歌ってみせて指導はできませんけど、良いんじゃないですか?やってみたらw」と言われた曲が、こちら。
ミュージカル(あるいはオペレッタ)「キャンディード」から、クネゴンデが歌う「Glitter and Be Gay」(1分20秒あたりからパフォーマンスが始まります)
アクセサリーをどんどんつけながら歌う曲です。
途中で芝居も入るし、とても長い曲なんですね。「発表会で歌うにはさすがに長すぎる」と言われましたので、自分で曲の編集をして、歌の一部とセリフとエンディングをカットして、なんとか5分程度に縮めて歌うことにしました。
ミュージカル「キャンディード」あらすじ
ここで、ミュージカル「キャンディード」のあらすじについてもご紹介。
青年キャンディードは、教師パングロスから教わった、「この世に起きることのすべては最善のものである」という楽天主義を真理と信じ、善良に天真爛漫に生きておりました。
領主の娘クネゴンデと愛し合うも、お前のような身分の者に娘はやれぬ!と許されずに領主に城から追放され、その後、戦争や災害など、世界各地で様々な困難を経験します。
その間に、城は敵に侵略され、クネゴンデの両親は殺され、クネゴンデはフランスに連れて行かれて妾として生きていました。
そんな自分の境遇を嘆きつつ、でも宝石やお酒や贅沢は悪くないわ♪と歌うのが、この「Glitter and Be Gay(着飾ってきらびやかに)」という曲です。
その後、キャンディードとは再会して、クネゴンデの醜く変貌した姿に衝撃を受けるらしいですが、最終的には楽天主義という考えでは現実の苦難と向き合うことは出来ないと気付き、クネゴンデと共に小さな農場で働くという生活を選ぶそうですよ。(観たことないので、検索して調べた結末)
日本版の公演は2010年以来ずいぶん長く再演されていないようですが、2010年公演では、キャンディード:井上芳雄、クネゴンデ:新妻聖子という、私の中の2トップが演じられたそうです。
観たかったなぁ~~。2010年、、、まだ娘が保育園児で、私は腎臓を悪くしてちょっと入院したりしていた頃だなぁ、、。
発表会までの道のり
さて、曲は決まった後は、マスクワイアとして6月15日のワイン祭りやら、7月19日のTHE SOULMATICS夏のコンサートやらをこなしつつ、個人レッスンで歌やパフォーマンスのアドバイスを受けていました。
音の動きが難しすぎて私の耳では聴き取れない部分もあり、楽譜を買って、(でもそれがまた、♭や♯や♮がつきまくってる楽譜で、だーー!めんどくせぇーーーってなるやつで笑)
Shoko先生に弾いてもらって、ここの音の動きはコッチじゃなくてコッチ!など修正やアドバイスをいただきつつ、でもコンサート前で覚えることはたくさんでしたので、「コンサート終わったら歌詞を覚えます!」と宣言した上で、それまでは歌詞を見ながら歌っていました。
使った楽譜はコチラ【合唱/ボーカル楽譜】Glitter And Be Gay / Leonard Bernstein(ピアノ & ボーカル)
そして、コンサートが終了。次のレッスンの前に「もうオケで歌えないとまずいわねぇ、、」と、オケも準備しました。
歌とピッタリ合うオケ音源は無かったので、見つけたオケ音源を自分で編集して、サイズ変更し、速度やフレーズの間隔なども歌に合わせて調整して、なんとか歌えそうだと思えるオケ音源で歌い始めたのが8月2日。
そしてその後は、オケに合わせて、主に「小道具と動きをどうするか問題」の練習をしていたように思います笑
ネックレスも、パッと歌いながら装着出来るように、マグネットタイプ換えてみたり(便利グッズがあるものです)
パールのネックレスもマグネットで留めるバージョンも試してみましたが、やっぱりもっと面白くした方が良いよね、と
「胸元から引っ張り出す」という演出にしたので、胸元に収まる感じのものに買い換えたりしました。
そして衣装。
ドレスは、新妻聖子さんがコンサートで着ていたイメージでロイヤルブルーに(SHEINで5000円弱)。
聖子様の歌唱動画はこちら
ウィッグはクリスティン・チェノウェスをイメージして金髪で。こちらをゴムでまとめて、アップスタイルっぽく見えるようにしてみました。
「まるでテーマパークのキャストみたい」と言われましたが、そんな感じで歌いました笑
胸元からパールを引っ張り出して歌っているところを写真をAIにアニメ化してもらったところ、こうなりました。(衣装はなかなか忠実に再現してくれたが、人間部分が美化されまくっとるし、実際は譜面台にはアクセサリーを載せていた)

感想など
今回の私のパフォーマンスの目標は、とにかく曲の展開の中で(歌詞は英語だから伝わらなくても)動きや表情や芝居で伝えて笑ってもらう!というものでしたので、狙ったところで笑いがちゃんと起きていたことに よっしゃ!と嬉しかったな~
歌に関しては、多分、前日当日と声を出しすぎちゃったみたいで、細かいコントロールが不能になっちゃった感覚があり、後で動画も観て、あらあらまぁ、、、と悔しい部分もありますが(当日の朝に、カラオケに行って、なぜか発表会で歌う曲と違う曲を熱唱したのは失敗だった)、まぁ、、観ている方々に喜んでもらえたので、それでよし!ということにしておきます。
毎回、私のミュージカルコーナー?を楽しみにしていただいているので、毎年ハードルが上がっちゃいますが(←自業自得w)、今回こんな難曲をやってしまったので、来年一体どうするんだ!と今から思ってます笑
年に一度の発表会、いつもは別々にレッスンを受けている仲間たちの歌が聴けるので、他の生徒さんたちのパフォーマンスもいつも楽しみなのですが、今回も、今できることを最大限に表現しようとしている皆さんの姿が、ほんとうに素晴らしいなと思いました。
皆さんお疲れ様でした!
そして、個性豊かな生徒たちを愛のある指導で見守ってくださるShoko先生、これからも、この濃い生徒をどうぞよろしくお願いいたします。

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