こんにちは、ひろりんです。
2025年3月7日に公開を迎えた、「ウィキッドふたりの魔女」。
まずは、私の先生方がコーラスを務めた日本語吹き替え版を、そして次に字幕版を観てきました!
まずは吹き替え版!
吹き替え版
母の影響で娘は無事にミュージカル好きに育っておりますので、
この日は娘と一緒に鑑賞。ウィキッドは小1のころに連れて行った劇団四季版以来の鑑賞です。
前日になって、
「は!!!せっかく二人で観に行くなら、
エルファバとグリンダ風の服を準備しておけばよかった!」
と思いつく、コスプレ好き母。
何とかと持ちの服の中から、それっぽいコーデを選んで出発!
母(エルファバ)
黒いブラウス+ステージ衣装用に買ってあった袖が大きく膨らんだゴスロリ系ボレロ+グリーンのロングスカート
娘(グリンダ)
白いタイ付きブラウス+白ニットカーデ+花柄チュールスカート+アリアナグランデ風に高い位置でポニーテール
娘、ピンクの服があれば良かったのですが冬服にピンクはなかったので白系グリンダ。
一応、コートはピンクでした。

さて、映画館に到着した後は、
映画を見た後だとグッズが売り切れているかもしれないと、まずはグッズをゲット。
買ったのは、
・ポスター
・グリンダのピンクのポシェット
・アクリルスタンド
・アクリルキーホルダー
・パンフレット

欲しい!と思っていたキューピーちゃんセットは見当たりませんでしたが、
ラストワンだったアクリルスタンドをゲット出来て、
やっぱり先に買って良かったよね♪とホクホクしつつシアターへ。
いよいよ!待ちに待ったWicked映画版の開演です!(気分は舞台鑑賞)
オープニングから、いよいよ始まる!という期待と興奮で
ゾワゾワした気分になりましたが、
グリンダの語りが始まり、お花畑の道を、
ドロシーと仲間たちが歩いている後ろ姿がちらりと映り、
そこでもう涙目←早すぎ
最初のグッドニュースの一声で、
娘と顔を見合わせて「うまっ!!」と言い合いました(声には出していません)。
町の人々の歌声の中に、聞きなれたソウルマティックスの方々の声を感じつつ、
その美しい映像と音楽に感動!
エルファバの吹き替えには世間でいろんな声が上がっていましたが、
私は予告を見たときの
「ん?シンシアにしては声が高すぎるか?」という違和感も、
映画館では気になりませんでした👌
日本語の歌いまわしとか、しゃくり具合とかは、
好みもあるかと思いますが、
「なるほど、今回はそういうアプローチで指導されたのね」と
受け入れられましたし、何より
高畑充希さん、やっぱりうまい!と感じました。
特にThe Wizard and Iが好きだったかなー。
外に走って行って、崖みたいなところで歌い上げるところで
おぉぉぉ、、うまいわ、、、と思いました。
声質の差については、
ご本人もよく分かった上で挑戦されているでしょうし、
「そもそもミュージカルって時期や場所によって
色んなキャストで演じられるものですから
キャストによって声質は違って当たり前」という認識です。
まぁ、シンシアの声で聴きたい方は字幕版を見ればいいのですよね。
他に、シンシアのビジュアルと声ともマッチして、歌も同等に歌えて、
なおかつ主演として集客も見込める俳優さん、となると、、
私は思いつかないです。
個人的に、低音の超カッコよい鈴木瑛美子さんで聞いてみたい、とか、
魔女っぽい声といえば平原綾香さん?とか考えましたが、
総合的に、やはり高畑充希さんで良かったのでは?と思っています。
対する清水美依紗グリンダは、
喋り方がグリンダにしては少しソフトかな、
グリンダはもうちょいテンション高めの喋り方な気がするな、
という印象を受けましたが、歌はもう、さすがの再現度!でした。
海宝フィエロは、
途中からジョナサン・ベイリーが海宝直人に見えてくるくらいにハマっていましたし、
舞台とはちょっと違う歌い方が、またイケメン度が上がってて惚れ惚れ✨
この吹き替えキャストで舞台やってくれないかな、と思うほどでした。
海宝さんバージョンが公開されました!(2025.03.18)
マダム・モリブルは英語版キャストがアジア系の方だからか、
「あなた、生まれた時から日本語喋ってますよね?」と思うほどに自然で、
何なら後で観た英語版より日本語版のほうがしっくりきた、という謎。
ネッサローザ役の田村芽実さんは、
私は朝ドラおむすびも見ているので、
ハギャレンのリサポンと同じ人とは思えない上手さでビックリで、
山ちゃんのディラモンド教授(ヤギ)はもう、言うまでもなく。
どんな人にも動物にもランプの魔人にもなれるってすごいですよね。
まさに声の魔術師です。
そしてエンドロール。吹き替えメインキャストの紹介の後に、
「コーラスの皆さん」と、ちゃんと1人ずつの名前が紹介されました!
映画館で、自分の先生の名前がフルネームで表示されて、
事前に知らなかったので「あ!!!」と声が出ました。
生徒である私たちにとっても記念すべき作品です。DVDは絶対買う!
字幕版
絶対にドルビーシネマで観た方が良いよ!とShokoさんにお勧めされたので、
字幕版はドルビーで。(字幕版は一人で鑑賞)
シンシアのエルファバは、歌の素晴らしさは予想通りでしたが
やはり、発声の深さや、
歌やせりふの説得力が流石だな、と感じました。
歴代のキャストからエルファバ=グリンダより長身のイメージがあるので、
エルファバにしては小さいのですが、
グリンダと同じくらいの身長というのも、より対等な感じが出ていて、
これも良いなと思いました。
エルファバは、地味に生きてきた人だと思っていたので、
爪がギュン!ととがっているところだけ気になりましたが、
全身黒でも凝った衣装や色味もこだわりぬいた髪も全部素敵💚
アリアナのグリンダは、本当にかわいくて、
動きがいちいち変でテンションおかしくて、でも圧倒的にかわいくて、
皆がファンになるのが納得の、最高なグリンダでした🩷
衣装も素敵で、私は特に学内で来ていた制服っぽい服がとても好みで、
あの薄いピンクのシャツと、ピンクとグレーのストライプのスカートを
娘に着せたいと思って、密かに似たものを探してます。
歌も、クリスティン・チェノウェスに寄せてる!と思う部分もあり、
何でも歌うこなすアリアナ・グランデ天才!
と改めて思わせてくれるグリンダでした。
サウンドトラックはこちら
私にとってグリンダは原点
個人的な話ですが、
私は8年前【2017年】の個人レッスン発表会でポピュラーを歌いました。
そのため、今回の映画を見た複数のお仲間から
「グリンダを見ると、ひろりんさんが脳内に出てくる」との報告を受けました笑
8年も前のパフォーマンスなのに、
ポピュラー=私の歌 と思われていることが面白くも、
そうやって人の記憶に残る曲が歌えてよかった、
あの時、迷ったものの
「いつか歌ってみたいポピュラー、先延ばしにするたびに自分は歳をとるぞ?今やらなくてどうする?」
と自問自答して、思い切ってShokoさんに「やりたいです」と言って良かった、
と思っています。(大変驚かれましたが)
こちらがクリスティン・チェノウェス版
最近も、私が無茶な難曲を持ってきた時も
「自分にはまだ早いとか、考えなくていいんですよ、安全パイな曲ばかり歌っていても成長しないから。果敢に挑戦しようとするひろりんさんは良いと思います!」と、
いつも笑顔で(たまに爆笑しつつ)、
私の良いところを生かし、足りないところを違う方法でカバーするような、
細かいアドバイスをしてくださるShokoさんにはいつも感謝しています。
これからもグリンダに挑戦した時の気持ちを忘れず、色んな曲に挑戦していきたいです。
(懐かしのグリンダを添えて)

字幕と吹き替え、どちらで観ようかな、と迷っていらっしゃるなら
ぜひ!両方お楽しみいただきたい!と思います。
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