こんにちは。ひろりんです。
色々と滞っていた観劇記録を、これからさかのぼっていけたらと思っております。
今回は、2026年4月11日 昼公演/福岡市民ホール ミュージカル『ジキル&ハイド』!
重厚なテーマと圧倒的な楽曲で長年愛され続けているミュージカル『ジキル&ハイド』。2026年版は新演出版として、より深く、人間の本質に迫る作品へと進化!
と言いつつ、この作品、今回が福岡初上陸!!でしたので、私も初めてでしたが笑
福岡に来ていただけただけで有難いのですが、土日の昼1回ずつ、という日程でしたので、どうしても土曜のゴスペルワークショップ&個人レッスンか、日曜の自分のグループの練習、どちらかを休まねばなりません。
割とぎりぎりまで迷って、結局、佐藤隆紀さん(通称シュガーさん)回で観たい!と、土曜公演のチケットを買いました。
作品概要
ミュージカル『ジキル&ハイド』は、19世紀に発表された小説『ジキル博士とハイド氏』を原作に、作曲家フランク・ワイルドホーンによってミュージカル化された作品です。1990年代にアメリカで誕生し、日本では2001年に初演されて以来、再演を重ねる人気作となっています。
「善」と「悪」という人間の二面性をテーマにしたこの作品は、心理劇としての深みと、ドラマチックな音楽が魅力。2026年版では美術・演出が刷新され、より鮮烈な舞台表現が話題となっています。
あらすじ
舞台は19世紀ロンドン。
医師であり科学者のヘンリー・ジキルは、人間の中にある「善」と「悪」を分離することで、世界から悪をなくせると信じ研究を続けていた。
しかし人体実験は倫理的問題から却下され、追い詰められたジキルはついに自らを被験者とする決断をする。
その結果生まれたのが、凶暴で衝動的なもう一つの人格――エドワード・ハイド。
理性と狂気、愛と欲望が交錯する中で、ジキルは次第にハイドの存在に支配されていく、、、。
主要キャストと経歴
2026年公演は、以下の豪華なダブルキャスト体制で上演されました。私が観たのは、佐藤ジキルハイド、真彩ルーシー、Amiエマ回でした!
ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド
- 柿澤勇人
劇団四季出身。圧倒的な演技力と歌唱力で数々のミュージカルに出演。本作では繊細さと狂気の振れ幅を見事に体現。 - 佐藤隆紀
クラシカルクロスオーバーグループLE VELVETSのメンバー。豊かな低音と重厚な表現で、ハイドの闇を強烈に描き出す。
ルーシー・ハリス
- 真彩希帆
宝塚歌劇団出身。確かな歌唱力と感情表現で、ルーシーの悲しみと強さを表現。 - 和希そら
高い身体能力と表現力を持つ実力派。舞台上での存在感が際立つ。
エマ・カルー
- Dream Ami
E-girlsの元メンバー。透明感のある歌声でエマの純粋さを体現。 - 唯月ふうか
数多くの舞台で活躍する若手実力派。安定した歌唱と表現が魅力。
有名な楽曲
この作品の魅力の大きな柱が、ドラマチックで感情を揺さぶる楽曲の数々です。これらの楽曲は、単なる歌ではなく「心理そのもの」を音楽で表現している点が非常に印象的です。
「This Is the Moment(時が来た)」
ジキルが理想実現(つまり、僕、自分の体で実験しちゃうもんね!)の決意を歌い上げる代表曲。ミュージカル界屈指の名ナンバーとして知られています。ここではあえてブロードウェイ版を載せてみますが、この曲のシュガーさんがほんっとうに素晴らしくて!
最後のロングトーンの後、しばらくは拍手と歓声でショーストップしました!その歌声にも、客席の様子にも感動して、なんだか涙止まらず、、でした。
もうこの曲は、シュガーさんの曲でいい!(いろんな方が歌われてますけどねw)
ちなみにこの曲については、こちらの「おすすめ男性ミュージカル曲」の記事でご紹介しようとして、最終的に「うーん、、若い人が歌う感じじゃないかなぁ、、」(ミュージカル曲を練習したい若い男性の参考になればと思って書いていたので)と、削除した曲でした。あー、やっぱり載せればよかった←載せたと思って見返したら載ってなかった~😭
「Someone Like You(あんな人が)」
ルーシーの切ない恋心を歌う名バラードです。こちらの曲は、だいぶ前に私も発表会で歌ったことがございましたので、「懐かしいなぁ、、」と考えながら聴きました。エマよりルーシーに感情移入🥹
「Confrontation(対決)」
ジキルとハイド、二つの人格がぶつかり合う圧巻のデュエット。シュガーさんのジキル声とハイド声の圧巻の使い分けに衝撃を受けました。別人!!けいこ中に「ハイド声で喉を傷めない発声」に変えたそうです。俳優さんってすごい!!
顔の方向をブンっと変えるたびに、前髪が顔にかかって顔がかくれたり、髪が顔にかからなかったりすることで、人格が変わることを表現しているのですが、その声の切り替えが本当に見事でした👏👏
こちらの動画に少しずついろんな曲の歌唱が紹介されてます。
観劇の感想
私は以前の公演を知らないので、以前の演出との比較はできないのですが、舞台美術やセットが全面的に一新されているそうです。
Youtubeで海外の映像を見て想像していた「クラシカルで重厚なセット」ではなく、白い大階段や、研究室のセットなど、すっきりした少し抽象的な感じのセットになっていました。(個人的には研究室のセットがお気に入り)。
そして、何より印象的だったのは、シュガーさんのジキルからハイドへと変貌する瞬間。
一瞬で空気が変わり、同じ人物とは思えないほどの別人格が現れる演技には、思わず息を呑みました。
シュガーさんの圧巻の歌声に、劇場全体が一つになった高揚感も忘れられません。
人間の中にある「善」と「悪」は決して切り離せないもの――
その事実を突きつけられるラストは、観終わった後もしばらく心に残り続けました。
ダブルキャストによる解釈の違いも気になるポイントなので、柿澤勇人さん版も観たかったなぁ、、と思っています。
また来てくれますように!
ジキル&ハイドの楽曲がテレビで!
そしてなんと!!ここでご紹介した曲も歌われる音楽番組がNHKで放送されます!
放送日は2026年5月6日午後7:30~8:59 [BS]「おいでよ!ミュージカル」
セットリストは以下のとおり公開されています。ジキル&ハイドからも2曲!しかも、シュガーさんの歌唱で聴けます!
どうぞお見逃しなく! 番組情報はコチラ⇒https://www.nhk.jp/g/ts/775V9V1Y91/blog/bl/pgPl59rMDg/bp/pjROn0vXka/
| 曲順 | 曲名 | 作品名 | 歌唱 |
| OP. | ショウほど素敵な商売はない There's No Business Like Show Business | 「アニーよ銃をとれ」 | インストゥルメンタル |
| 1 | 踊りあかそう I Could Have Danced All Night | 「マイ・フェア・レディ」 | 平原綾香 |
| 2 | My Favorite Things 〜 私の好きなもの | 「サウンド・オブ・ミュージック」 | 森崎ウィン |
| 3 | スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス Supercalifragilisticexpialidocious | 「メリー・ポピンズ」 | 濱田めぐみ |
| 4 | 僕こそ音楽 Ich Bin Ich Bin Musik | 「モーツァルト!」 | 中川晃教 |
| 5 | オン・マイ・オウン On My Own | 「レ・ミゼラブル」 | 新妻聖子 |
| 6 | 命をあげよう I'd Give My Life For You | 「ミス・サイゴン」 | 屋比久知奈 |
| 7 | 最後のダンス Der Letzte Tanz | 「エリザベート」 | 井上芳雄 |
| 8 | 闇が広がる Die Schatten Werden Länger | 「エリザベート」 | 石丸幹二 田代万里生 |
| 9 | 世界が終わる夜のように The Last Night Of The World | 「ミス・サイゴン」 | 屋比久知奈 佐藤隆紀 |
| 10 | 君の歌をもう一度 'Til I Hear You Sing | 「ラブ・ネバー・ダイ」 | 石丸幹二 田代万里生 |
| 11 | 愛は死なず Love Never Dies | 「ラブ・ネバー・ダイ」 | 平原綾香 |
| 12 | あんなひとが Someone Like You | 「ジキル&ハイド」 | 濱田めぐみ |
| 13 | 時が来た This Is The Moment | 「ジキル&ハイド」 | 佐藤隆紀 |
| 14 | ビートは止められない You Can't Stop The Beat | 「ヘアスプレー」 | 中川晃教 小林唯 唯月ふうか MARIA-E 伊藤あさひ |
| 15 | サンセット大通り Sunset Boulevard | 「サンセット大通り」 | 田代万里生 |
| 16 | コーナー・オブ・ザ・スカイ Corner Of The Sky | 「ピピン」 | 森崎ウィン |
| 17 | 私が生きてこなかった人生 The Life I Never Led | 「天使にラブ・ソングを〜シスター・アクト〜」 | 宮澤エマ |
| 18 | 陽は昇り又沈む Sunrise, Sunset | 「屋根の上のヴァイオリン弾き」 | 井上芳雄 新妻聖子 小林唯 唯月ふうか |
| 19 | 見果てぬ夢 The Impossible Dream | 「ラ・マンチャの男」 | 石丸幹二 田代万里生 |
どれもめちゃくちゃ楽しみです!
以上、今回は
福岡初上陸! ミュージカル『ジキル&ハイド』 観劇レポをお届けいたしました!
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